イタリア国債暴落の影響でNYダウ急落

つみたて次郎です。

イタリアの政治情勢不安の影響で、イタリア国債の利回りが急上昇しています。

出典「Bloomberg

これはイタリア2年債利回りのチャートです。笑ってしまいそうになるほどの急勾配です。

当然ですが、利回りの上昇によりイタリア国債は大暴落しています。

それにつられ、NYダウも一時的に暴落しました。

特に金融セクター企業関連の下げが厳しかったようです。

※同日画像を差し替えました。それに伴い記事の表現を一部変更。

ギリシャの崩壊・イギリスのEU離脱等話題に尽きない欧州諸国ですが、また新たに厄介な火種が生まれてしまったようです。

つみたて次郎は現在、欧州株も欧州債券も一切保有していませんが、当然無関係という訳にはいきませんね。

さて、イタリアの2年債利回りは一時2.7%を超えましたが、その一方同じEU諸国であるドイツの2年債利回りは下落しています。

ドイツの2年債は2014年以降マイナス金利が続いていますが、一時は-0.8%まで急落しています。

イタリア国債とドイツ国債はそれぞれユーロ建てですので、この利回りの差が国家に対する信用の差という形になります。

例えば、円建ての日本国債とトルコリラ建てのトルコ国債のように、通貨が異なる債券同士の場合、単純に利回りで比較するのは適当ではありません。

トルコ債券の利回りは15%を超えていますが、当然ながらインフレによる通貨下落やデフォルトリスクを織り込んでいるだけで、直ちに有利な投資先と判断することは不可能です。

しかしイタリアやドイツのように主要通貨が同じ国同士の場合、単純な比較が可能になります。

為替変動による影響は関係ないので、「イタリアがデフォルトするかどうか?」で考えることが可能になります。

イタリアの政治経済が安定し、利払いや償還が問題なく行われると予想するのであれば、利回りが高いイタリア国債を買ったほうが儲かりますし、逆にイタリアがデフォルトしてしまうと考えるのであれば、利回りがマイナスであろうとドイツ国債を買うのが正しいという結論になります。

上記例で挙げた日本国債をトルコ国債を比較する場合、「円VSトルコリラ」「日本国家VSトルコ国家」という2要素を考えていく必要がありますが、イタリア国債とドイツ国債を比較する場合は「イタリア国家VSドイツ国家」を考えるだけでよいということになります。

イタリアとドイツのデフォルト率を正しく予想できるのであれば、今回の騒動を利用して莫大なリターンを得ることが可能になりますが、それは金融のプロでも非常に困難なことです。

そもそもつみたて次郎は債券を買わない主義なので、連れ安になった米国株(という名の楽天VTI)を毎日積立するだけで満足するとしましょう。

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イタリアン次郎

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