ドルコスト平均法とは

シーゲル二郎です。

今回の話は初心者向けなので、初心者じゃない人は見ないでも大丈夫です。

今回は、投資をする上では必ず理解する必要のある、「ドルコスト平均法」について説明していきます。「ドル」と名がついていますが、米ドルは一切関係ないです。

ドルコスト平均法とは、一定期間継続して投資をするときに、同じ商品を、同じタイミングで同じ金額だけ買う方法です。例えば、「投資信託Aを、毎月、10,000円ずつ」買うといった具合です。

この方法だと、安い時に多く買って、高い時には少なく買うので、リスクを抑え、リターンを上げることができるといわれています。

理屈はグラフを使って説明します。例として、次のような株式が上場していたとします。

 

株式会社シーゲル二郎

1株当たり株価10,000円(1月現在)

 

この株を、1月から5月まで毎月購入することとします。

そして、次の買い方2つで勝負してみます。

 

①毎月1株ずつ買う(等株数)

②毎月10,000円で買える分を買う(等金額)

ガソリンの、何ℓ分か何円分かの違いみたいなものです。

 

そして、株価は次のように変化したとして、計算してみます。

1月の10,000円から、5月には20,000円の倍になりました。素晴らしい株を買えましたね(棒)

 

それぞれの人が、この株を買うのに必要だったお金を計算します。(単位:円)

 基準額  ①等株数  ②等金額
 1月  10,000  10,000  10,000
 2月  5,000  5,000  10,000
 3月  12,500  12,500  10,000
4月  10,000  10,000  10,000
 5月  20,000  20,000  10,000
 投資したお金  57,500円   50,000円

当然ですが、①等株数の人は、株価が変わると投資金額も変わるため、合計で57,500円になりました。②等金額の人は、毎月10,000円で固定なので当然合計は50,000円です。

 

次に、投資したお金で買えた株の数を数えます。

 基準額  ①等株数  ②等金額
 1月  10,000  1  1
 2月  5,000  1  2
 3月  12,500  1  0.8
 4月  10,000  1 1
 5月  20,000  1 0.5
 買えた株数    5 株  5.3株

 

①等株数の人は1株ずつ買うので当然5株ですが、②等金額の人は少し多く5.3株買えたみたいです。

まとめると、次のようになります。
※20,000円は、5月の株価

①等株数…57,500円出して5株買えた
→20,000円×5株-57,500円=42,500円の利益

②等金額…5,000円出して5.3株買えた
→20,000円×5.3株-50,000円=56,000円の利益

等金額の人のほうが、投資したお金は少ないのに、買えた株数が多いので、大きなリターンを上げることができました。この等金額で投資した②が、まさにドルコスト平均法なのです。

なぜこのようなことが起きたのでしょうか。もう一度株価チャートを載せます。

まずは、2月の5,000円を見てください。株価が下落しているので、投資のチャンスです。①等株数の場合は、5,000円出して1株買うだけで終わりますが、②等金額の場合は、10,000円で買える分を買うので、2株買います。

つまり、株価が安い時に多く買うことができるのです。逆に、株価が高い時には、少なくなるように買います。

この理屈により、毎月決められた額を定期的に投資することで、下がったときに多く買い、上がったときには少なくという行動を自然に行うことができるのです。

実際の株式は、このように金額を指定して買うことはできないので、初心者は金額を指定して毎月積立できる投資信託での運用をオススメします。

また、一度ドルコスト平均法を実践すると決めたら、途中でやめないことが大事です。

株価が下がったときに不安だからといって積立をやめてしまうと、せっかく安く買える時期を逃すことになります。株や投資信託だってバーゲンセールがあるんですから、むしろ下がったときこそチャンスと思って、積立を継続することで、将来大きなリターンを得ることができます。

一度自動積立を設定したら、あとは何もしないことが、規則正しい投資につながります。投資に必要なのは、高度な知識ではなく、決められたことを継続する「忍耐力」です。

参考記事「ドルコスト平均法はただのセールストークだ!

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