現行NISAの致命的な弱点

シーゲル二郎です。

昨日の夜、積立NISAと現行NISAで年間120万円を20年間積立してみました。

参考記事「つみたてNISAと現行NISA 積立シュミレーション

結果はつみたてNISA側が微妙に勝ちました。ですが、現行NISAではETFや個別株などが利用できるので、信託報酬が大幅に節約できます。

ぶっちゃけ正しく運用すれば現行NISAのほうが有利になる気がします。スマートベータとかの選択肢もありますし。

ですが、現行NISAは2つの致命的な弱点があります。

 

①値下がりしたら損

現行NISAの5年非課税+ロールオーバーを利用することで、最長10年間非課税期間を取ることができますが、10年間では株価が値下がりしている可能性も十分あります。

過去の米国株式では、10年間の保有期間で考えた場合、短期国債のリターンを株式が上回った確率は約80%です。一括投資と積立投資なので一概には比較できませんが、約20%の確率で短期国債を下回るということです。

参考記事「投資期間とリターン

現行NISAでは、10年後で必ず値上がりしなければなりません。ですが、20%の確率で短期国債以下の成績しか得られない可能性があります。

また、10年後に元本割れしていた場合、特定口座よりも税金が増えるという最悪のケースもあります。(ほぼないとは思いますが)

10年間は決して長期とはいえず、市場の動向によって節税できる額が大きく左右されます。その点積立NISAの場合は20年後の評価額で決まるので、おそらく程よいプラスで落ち着くでしょう。

どちらのNISAも、非課税期間終了時の評価額によって節税額が大幅に変わります。節税できる額をリターンとして考えるなら、現行NISAは積立NISAよりハイリスクハイリターンになるといえます。

 

②制度の終わりが見えている

現行NISAは、2023年の投資を最後に終了する予定になっています。今後の宣伝や力の入れ具合を考えても、今後大幅なグレードアップは見込めないでしょう。

その一方、積立NISAは金融庁がどんどん広げていきたい内容です。(シーゲル二郎も応援していきたい)

積立NISAは投資金額が40万円ですが、月数の12で割れません。上限がかなり少ないので、近い将来60万円くらいに引き上げられる可能性はかなり高いと思っています。

また、非課税期間20年についても、延長や期間の恒久化が望まれています。30年くらいにはすぐ伸びるかもしれません。

 

節税できる見込み額の安定性や、今後の制度自体のグレードアップを考えると、積立NISAのほうが将来性があるとシーゲル二郎は考えています。

現行NISAの弱点というより積立NISAの優れている点になってしまいました(笑)

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現行NISAの致命的な弱点” に対して 2 件のコメントがあります

  1. たけぼう より:

    こんにちは。
    僕も積立NISAの12で割り切れない点がすごく不満でした。
    なぜ、42万円にしてくれないのかと。

    積立NISAは初心者向けの制度なので、そちらの方が使いやすいし、
    NISAでどっかり買いたい人以外は、積立NISAのほうが良いですね。

  2. シーゲル二郎 より:

    こんにちは、いつもお世話になってます。
    元々は60万円にしたかったみたいだけど、財務省とかとの兼ね合いで40万円になってしまったようです。
    せめて42万とか48万とかに落ち着いてほしかったです。
    残念ですが、金融庁も随分頑張っていると思うので、今後に期待です。

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