ドイチェ・ETFバランス・ファンド 分析

シーゲル二郎です。

今回は、「ドイチェ・ETFバランス・ファンド」を分析していきます。

12月6日に積立NISA対象に追加されたバランスファンドです。

運用会社は「ドイチェ・アセット・マネジメント」となっており、あまり聞いたことがありません。ドイツ銀行系列のグループ会社のようです。

金融商品だとバンガードやステート・ストリートなど米国のイメージが強いので、欧州系の金融機関はなんだか物珍しく感じます。

投資内容としては、先進国株式と先進国債券を半分ずつスタイルのようで、日本もそれぞれ含まれています。

出典「ドイチェアセットマネジメント」

株式と債券の内訳はそれぞれ時価総額基準で、それらを半分ずつ組み込みます。

真ん中のグラフが分かりづらいのはシーゲル二郎だけでしょうか?株式のほとんどが米国だと一瞬錯覚してしまいました。

日本の割合は13%となっており、しっかり国際分散ができています。

なんとなく気づいた人もいるかと思いますが、バランスファンドのなぜか超人気商品である、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を非常と似ています。

なんで今まで他社がマネしなかったのか不思議でしたが、まさか最初にマネするのが外資系になるとは思いませんでした(笑)

総資産額は現在1,500億円を超えており、積立NISA対象ではダントツで1位のスーパー商品です。バランスファンド、インデックスファンドの代名詞といっても過言ではありません。

ただし、信託報酬は0.68%と明らかに割高であり、シーゲル二郎は好きではありません。「バンガード」の名が泣きます。

投資内容は、全世界株式と先進国債券に半分ずつ投資されており、「株と債券が50%ずつ」という攻守バランスがとれた日本人向けなポートフォリオになっています。

ドイチェとの違いは、株式クラスに新興国株式が含まれているかどうかです。とはいえ、新興国株式は全体の5%ほどしかないので、ほぼ内容は一緒と考えていいでしょう。

お待ちかねの「ドイチェ・ETFバランス・ファンド」の信託報酬について発表します。

信託報酬は0.4988%です。

セゾンの0.68%と比べれば安いですが、他社の引き下げ合戦を考えると少し物足りません。

また、セゾンはバンガードのミューチュアルファンドを間接的に購入する「ファンド・オブ・ファンズ形式」を取っていますが、ドイチェの場合は海外ETFを用いる「ファンド・オブ・ETF」のようです。

最近このパターン多すぎだろ

出典「ドイチェアセットマネジメント」

全く聞いたことがない名前ばかりです。特に注目するべきは、債券の方はスワップカウンターパーティーの相手がドイツ銀行となっており、ドイツ銀行の信用リスクを背負っていることです。

詳しいことは分かりませんが、これでは安心して長期投資するのは難しいかと思います。

また、これはシーゲル二郎の勝手なイメージですが、外資系が運用会社の場合、繰上償還リスクが高そうでなんだか怖いです。

投資信託や国内ETFは運用会社が国内企業のほうが安心できそうです。(ホントに安心できるのは本場の海外ETF直接保有だけどね)

総資産額の差、ドイツ銀行の信用リスク、繰上償還リスクなどを考えると、さすがに現時点では「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」のほうがマシな気がします。

間違いなく言えるのは、既にセゾンを持っている人は乗り換えたりしないだろうということです。

セゾンの強みはネームバリューからくる安心感であり、少なくとも外資系企業の商品になんて興味すら示さないはずです。

セゾンを倒すには、名前の通った国内企業からの販売が必要だと思います。楽天とかニッセイあたりから出ればそれなりに注目もされるかもしれません。

いずれにせよ、本格的に競合商品として投入するなら知名度アップのための宣伝も必要になるでしょう。

「セゾン投信」が誇る深い城地(=ワイドモート)はなかなか強固だと思います。

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