バフェット「株ではなく事業を買う」

シーゲル二郎です。

ウォーレン・バフェット氏は、誰もが知っている有名企業の株式に長期投資して大成功し、世界一の投資家と呼ばれるようになりました。

参考記事「バフェット氏のポートフォリオ

バフェット氏は、株を買うときに、株券を買うイメージではなく、会社の事業そのものを買うイメージで投資をしています。

当サイトの読者様であれば説明するまでもありませんが、株とはただの紙切れではありません。(現在は電子化されていて紙ですらないけど)

株券とは、企業の所有権を分割したものです。株を買うということは、文字通り会社の一部を買うということです。株をすべて買い占めてしまえば、その会社は自分の物です。

例えば、みんな大好きコカ・コーラ(KO)は、2016年12月時点で発行株式数は4,288,000,000株でした。2016年12月末時点の株価は41.46ドルでした。

現在はもっと上がっていますが、当時の状況なら大体1株5,000円で買うことができました。

1株コカ・コーラの株を保有するということは、ザ・コカコーラ・カンパニーという会社の1/4,288,000,000を保有することができるということです。

少し無茶な計算ですが、自販機で500mlのペットボトルコーラを買うと、160円くらいします。これを発行株式数で割ると、0.0000000373円です。

5,000円でコカ・コーラの株を1つ買うと、ペットボトルが1本売れるたびに0.0000000373円の売上が自分の物になるという訳です。

あくまで売上だし、この計算は子会社などを一切無視しているので少しおかしいですが、イメージとしてはこのような感じです。

どんなに発行株式数が増えても、この原理は変わりません。バフェット氏はバリュー株投資家といわれていますが、投資するタイミングは結構割高なことも多いです。

バフェット氏がコカ・コーラに投資をしたのは1988年ですが、当時コカ・コーラはピカピカのグロース銘柄のような株でした。

バフェット氏が購入する前にすでに大きく値上がりしていて、多くの投資家が割高だと判断していた時でした。

ですが、コカ・コーラはその後利益成長率が年15%を超える急成長を遂げ、大きなリターンをもたらしました。

今でこそコカ・コーラは典型的な高配当バリュー株として扱われていますが、バフェット氏が投資した当時はバリバリのグロース株でした。

バフェット氏は投資する際の株価に細心の注意を払っていますが、それは自分が考えている事業価値に対して割安か割高かどうかです。

周りの投資家が割高だと判断していても、事業の内容を考えて割安だと判断すれば投資を決断します。

バフェット氏は投資の神様でもありますが、様々なビジネスの未来を読み解くことができる経営の神様でもあるのです。

株を買うのではなく事業を買うのであれば、事業の未来を見通す並外れた才能が必要ということですね。

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株ではなく市場を買う(インデックス投資家の場合)

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