バフェット氏のポートフォリオ

シーゲル二郎です。

世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェット氏は、ご存知の通りバークシャーハサウェイ(BRK.B)のCEOです。

普通の上場企業ではありますが、事業は保険を中心とした多種多様にわたり、事実上バフェット氏らが運営する投資ファンドのようになっています。

バークシャーハサウェイの傘下には多数の子会社があり、ダイレクト自動車保険で全米2位のGEICO(ガイコ)、食品卸売企業のMcLane(マクレーン)が主力となっています。

そして投資家にとって大注目なのが、非公開企業ではない上場企業への投資です。現在のバークシャーの株式ポートフォリオは次の通りになっています。

上場株式では、上位4銘柄で過半数を占める集中投資です。全体的に、ブランド力の高い老舗企業が多くあります。現在保有割合が6位であるIBMは、事業の見通しが立たないことで一部売却されて低めの割合になっています。

会社名 構成比率
クラフト・ハインツ 17%
ウェルズ・ファーゴ 16%
アップル 12%
コカ・コーラ 11%
アメリカン・エキスプレス 8%
IBM 5%
フィリップス66 4%
その他 27%

 

上位銘柄は全て企業分析してあるので、よろしければご覧ください。どれも利益率が高く、消費者にとってなじみが深いブランドばかりです。

世界一の投資家の投資先ということで、バフェット氏の売買には多くの投資家が注目します。最近では、アップルを買い増しする一方、IBMを売却しています。

バフェット氏が売却した銘柄は、もれなく暴落することが多いです。

インターナショナル・ビジネス・マシーズ(IBM)の株価チャートです。バフェット氏は、5月頭頃に保有株のうち3分の1ほどを売却したことを発表しています。

5月後にすぐ下落が発生していますが、その前の雪崩がすごすぎてバフェット氏のせいなのか分かりません(笑)

他にはゼネラル・エレクトリック(GE)をすべて売却しています。

シーゲル二郎は個別株投資をしていないので関係ありませんが、バフェット氏の売買の動向は少なからず市場にも影響を与えるので、継続してチェックしておきたいですね。

ただし、バフェット氏の後追いをしていては、バフェット氏よりも高く買い、バフェット氏よりも安く売ることになるのであまりオススメはしません。

バフェットの投資先をそのまま追いかけるのは良くないですが、バフェット氏の投資理由は参考にできます。今後も安定してキャッシュフローを生み出す優良企業に投資してほったらかしするだけなので、ウォール街の連中のような特別で複雑なことをやっているわけではありません。

バフェット氏の投資方法がシンプルだからこそ、マネするのが難しいのかもしれませんね。

マネできないと思った人は、素直にバークシャーハサウェイ(BRK.B)の株を買いましょう。

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