2018年版ダウの犬10種

つみたて次郎です。

有名な投資戦略に、「ダウの犬10種」というものがあります。

アメリカの大型優良株30種から構成される「NYダウ」銘柄を基本とした逆張り戦略です。

「犬」とは「負け犬」のことで、ダウの中の負け犬に投資します。

年の初めに、NYダウを構成する30銘柄のうち、配当利回りが高いほうから10種選び均等保有します。

そして次の年の初めに配当利回りの順番が変われば、適宜入れ替えを行います。

そんな名誉ある今年の負け犬銘柄10種は次の通りです。

ダウの犬10種(2018年版)

ティッカー 会社名 配当利回り
VZ ベライゾン 4.5%
IBM IBM 3.9%
PFE ファイザー 3.8%
XOM エクソン・モービル 3.7%
CVX シェブロン 3.5%
MRK メルク 3.4%
KO コカ・コーラ 3.2%
CSCO シスコシステムズ 3.0%
PG プロクター&ギャンブル 3.0%
GE ゼネラル・エレクトリック 2.8%

 

見ているだけでクラクラしてしまいそうな優良銘柄ばかりですね。

ちなみにすべて均等保有した場合、配当利回りは約3.5%となります。

10番目には去年11月に50%という大幅減配を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)がいます。

 

2017年から2018年にかけて、2銘柄が入れ替えられました。

 

OUT…ボーイング(BA)キャタピラー(CAT)

IN…プロクター&ギャンブル(PG)ゼネラル・エレクトリック(GE)

 

2017年でボーイングは+93%キャタピラーは+73%と、素晴らしい成績を叩き出してくれました。しっかりと利益に貢献してから無事に負け犬を卒業しました(笑)

そのかわり、PGやGEといったパッとしない銘柄が2018年からは仲間入りしました。

ちなみに2017年におけるダウの犬のトータルリターンは+23%でした。

しかし、本来のNYダウ30種のトータルリターンは+28%もあったため、2017年はダウの犬が負けています。

爆益銘柄のBAとCATをしっかり保有していたにもかかわらず、その他の銘柄が足を引っ張った形になります。GE太郎氏を思い出す

2017年は全体としてハイテク銘柄を中心としたグロース株が強かったので、相対的にバリュー株に寄っているダウの犬が負けてしまうのはある意味当然の結果です。

ダウの犬に限らず、毎年一方的に勝てる戦略など存在しないので、長い目で運用していく必要があります。

ちなみにダウの犬は、ジェレミー・シーゲル教授も赤本でその有効性について述べています。

1957~2003年における成績は、NYダウ30種が年平均12%に対し、ダウの犬10種は年平均14.43%となっています。

配当利回りに注目することで、相対的に割安な銘柄を抽出できたのが大きな理由かと思われます。

ただし、本来のNYダウ30種に比べてダウの犬は銘柄数が10種と少なめなので注意が必要です。

その分個人投資家でも簡単に個別株で再現できるのが魅力ではありますが、高い配当利回りや、年に1回入れ替えするといった関係上、税金や手数料の面では不利になります。

ちなみにつみたて次郎は、ダウの犬という戦略はとても素晴らしいと思っていますが、上記の銘柄数の少なさや、税制上の不利というのはやはり気になってしまいます。

少し強引ですが、つみたて次郎が愛してやまない「バンガード・米国高配当株式(VYM)」は、ダウの犬の発展版だと考えることができます。

米国の大型株の中から配当利回りが高いほうのグループを分け隔てなく保有することで、「大型米国株式の犬」ともいえる投資戦略を行うことができます。

ETFという形を取ることで、入れ替えに伴う手数料や課税をスキップできます。

そしてそれを投資信託でくるむと、配当金にかかる課税の影響を最小限に抑えることができます。

 

結論…楽天VYM最強

 

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