ブラウンフォーマン(BF.B)分析

シーゲル二郎です。

今回は、ブラウンフォーマン(BF.B)を分析していきます。

ディスプレイにゴミはついていません。ウイスキーが有名な酒類メーカーです。

 

連続増配…34年

S&P格付…A-

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

ティッカーがBF.Bとなっており、クラスBの株式です。BF.Aも上場していますが、何が違うのか理解できませんでした(泣)

企業分析には影響ないのでこのまま進めます。

ブラウンフォーマンは、世界第5位の蒸留酒メーカーです。米国では、ウイスキーのトップシェアを握っており、「ジャックダニエル」というブランドが有名らしいです(適当)

他にも25を超えるブランドを保有しており、日本ではアサヒビールが販売権を持っています。

シーゲル二郎にとって、ウイスキーは「コーラで薄める茶色い液体」という認識しかないので興味ありません。

世界を股にかける多国籍企業です。事業規模は決して大きくありませんが、お酒は気に入ったブランドを飲み続けることが多いので、安心できます。

 

利益率も高く安定していて、素晴らしいグラフです。売上も微妙ながら右肩上がりです。世界の人口増加とともに伸び続けるでしょう。

 

営業CFは15%~20%で十分高いですが、業種を考えるとも少し物足りないです。同じ味を守るのがブランドにつながるので、投資CFは非常に少なく、莫大なフリーCFを生み出しています。横ばいで非常に安定的です。

 

素晴らしいです。利益と配当の伸びが比例しており、無理なく連続増配できる土壌が整っています。配当性向も50%を切っており、全く問題ありません。

 

自己資本比率が下がっていますが、フリーCFが安定しているため事業が傾くことはないでしょう。

 

 

※事情でチャート図を用意できませんでした。

現時点報(2017/8/29)

株価…50.04ドル
PER…29.24倍
配当利回り…1.46%
連続増配…34年

割高。低配当。以上。

 

 

生活必需品セクターに分類される企業で、業績は非常に安定しています。お酒は一度気に入ったブランドがずっと飲まれるので、ブランド価値を維持することで利益を上げ続けることができます。また、下手に改良を重ねるよりも、昔ながらの固定ファンを大切にするほうが有効だったりします。そのため、投資CFも非常に少なくて済みます。

ノンアルコール飲料と比べると、リーマンの懐具合で消費量が変わりますが、不況でも売上が落ちにくいことに変わりはありません。

期待以上の優良企業でしたが、PERは30倍近く、配当利回りも1.5%を切っており、グロース株並です。少し様子を見たほうがいいのではないでしょうか。

業績自体はピカピカの眩しい貴族で間違いありません。

 

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